「立ち飲み」で検索してこのページに来た人に、先に伝えておきます。このサイト「角打ちナビ」は、東京の角打ち26店を載せていますが、酒屋と関係のない立ち飲み居酒屋は載せていません。角打ちと立ち飲みは重なる部分もありますが、同じものではないからです。この記事では、2つの言葉の違いと、載せていない理由、立ち飲みを探すときの考え方を説明します。
言葉の違い:成り立ちと、飲み方
当サイトでは、2つの言葉を次のように使い分けています。
- 角打ち:酒屋が土台にあり、売っている酒をその場で飲む使い方。成り立ちを表す言葉です。
- 立ち飲み:立って飲む形式。席の形を表す言葉で、酒屋とは関係なく使われます。
つまり、角打ちの多くは立って飲むため、立ち飲みの形をしています。一方で、立ち飲みの居酒屋が、酒屋を土台にしているとは限りません。逆に、角打ちでも立たない店があります。伊勢屋 BAR ISEYAはカウンター席に椅子があり、樽のテーブル席にも椅子を用意できる店で、立って飲む典型的な角打ちとは違います。椅子のある店は条件ページに2店並んでいます。
つながりを示す例
スタンディングルーム鈴傳の公式サイトは、昔はよく見られた酒屋の角打ちを原型にして、現在の立ち飲み居酒屋が広がった、という趣旨で自店を説明しています。この説明は店自身の言葉であり、当サイトで歴史を確かめたものではありません。ただ、2つの言葉が近い関係にあることは、この説明から読み取れます。鈴傳は地酒専門店の隣に立ち飲みスペースがあり、酒は隣の売り場から運ばれます。
角打ち神田小西は境目にある店です。酒類の小売・卸を営む会社が運営し、店名に「角打ち」と付きますが、公式サイトでは「立ち飲みワイン&グリル」と紹介されています。酒屋直営のスタンドバーとして使う場所なので、当サイトは酒屋が運営する店として載せ、酒屋の店内で買って飲む型ではないことを店のページに書いています。
違いをまとめると
| 見る点 | 角打ち | 立ち飲み居酒屋 |
|---|---|---|
| 土台 | 酒屋の売り場 | 飲食店 |
| 酒の選び方 | 棚や冷蔵庫から選ぶ店が多い | メニューが多い |
| 営業時間 | 売り場と別の店が多い | 飲食店の時間 |
表は傾向をまとめたもので、例外もあります。店ごとの実際の仕組みは、公式サイトで確かめてください。
立ち飲み居酒屋を載せていない理由
- 確かめる項目が違う:当サイトは、売り場と角打ちの営業時間の違い、定休日、売っている酒をその場で飲む仕組みなど、酒屋ならではのルールを確かめています。居酒屋にはこの確認が当てはまりません。
- 運営の確かめ方:酒屋が運営しているかを、公式サイトの会社概要や沿革で確かめています。飲食店に広げると、この基準が保てなくなります。
- 最新の状態を保てない:立ち飲みの居酒屋は入れ替わりがあり、当サイトの確認日つきの運用では最新を保ちにくいと判断しました。
立ち飲みの居酒屋を探すなら、飲食店向けの検索サービスのほうが合っています。立って飲む角打ちを探すなら、各店のページで席の項目を見てください。
立ち飲みで探している人への見方
「今夜立ち飲みで一杯」が目的なら、角打ちは閉店が早い店が多い点に注意してください。伊勢五本店 中目黒店の角打ちは平日15時から18時30分、スタンディングルーム鈴傳は平日17時から20時30分で、居酒屋のように夜遅くまでは開いていません。夜遅くまで開く店は条件ページに8店あります。時間の違いを知っておけば、期待と実際の差が小さくなります。
立って飲む角打ちの例
公式サイトなどで立って飲む形式と確かめられた店には、藤田酒店、スタンディングルーム鈴傳、KAKUUCHI CAFE FUTABA(着席スペースも併設)、伊勢五本店 中目黒店、Deguchiya(BAR EXIT)、角打ち神田小西があります。立ち席の記載がない店は、立たないという意味ではなく、公式に書かれていないという意味です。
立って飲む店では、荷物を足元に置きにくい、長くいると足が疲れる、混むと立ち位置が詰まる、といった点に気をつけます。短い時間で切り上げる使い方が合いますし、荷物は小さくまとめていくと動きやすくなります。長く座って飲みたい日は、椅子のある店を選ぶと過ごしやすくなります。
なお、立ち飲みの居酒屋でも、酒屋が運営している店はありえます。その場合は、運営が酒屋であることを公式サイトで確かめられたときに限り、載せる対象になります。名前に「立ち飲み」とあるかどうかではなく、売り場との関係で線を引いています。この基準は、新しく店を加えるときも変えません。
角打ちの基本は角打ちとは、行く前の確認は見分けるチェックリストに書いています。20歳未満の飲酒は法律で禁止されている点は、どの店でも同じです。