角打ちは、居酒屋のように入口で席に案内されるわけではなく、酒屋の売り場の延長にある飲み場に入っていく形が多くあります。初めてだったり一人だったりすると、入りにくさを感じる人もいるでしょう。この記事では、東京の角打ち26店の公式情報から、初めて入る前に確かめたいことを、時間帯・混み方・店の人との関わり方の順に整理します。評価ではなく、確かめられる事実を中心に書きます。
1. 時間帯を決める:空いている時間を選ぶ
初めてなら、開店直後や平日の早い時間のほうが、店の人に仕組みを聞きやすくなります。昼から飲める店は条件ページに18店あります。たとえばIMADEYA SUMIDAは角打ちが11時から、いまでや 清澄白河は12時から開いています。夕方の客が集まる前に入れば、落ち着いて酒を選べます。
反対に、仕事帰りの時間は混みやすくなります。スタンディングルーム鈴傳は予約を受けず来た順に案内する方式で、混む日は待つ前提で行く必要があります。伊勢五本店 中目黒店は閉店が18時30分と早く、ラストオーダーも18時です。時間に余裕を持って着くようにします。
2. 入りやすさを、公式の言葉から確かめる
一人で入れるかどうかは、公式サイトの書き方からある程度わかります。岩田屋商店の公式サイトは、どんな客もふらっと気軽に立ち寄れる地域の居場所でありたいという考えを前面に出しています。三益酒店の公式サイトは、普段は一人で飲む人も、皆で交流しながら飲める場として使われていると紹介しています。角打ち神田小西は、一人でも気軽に立ち寄れる設計と案内されています。店の考え方が公式に書かれていれば、一人で入る目安になります。
藤田酒店は、店での過ごし方を書いた案内書きが用意されていると紹介されています。初めての人でも、書かれた手順を見ながら動けます。
3. 席のタイプを知っておく
立って飲む店だけでなく、座れる店もあります。KAKUUCHI CAFE FUTABAは、気軽に使えるスタンディングと、ゆったり過ごせる着席スペースの両方があると公式サイトに書かれています。伊勢屋 BAR ISEYAはカウンター席に椅子があり、立ち飲みを想定しなくてよい店です。立ち続けるのが苦手な人は、椅子のある店を条件ページから選ぶと安心です。
4. 最初の注文までの動き方
- 入口付近で店の人に「初めてです」と一言伝える
- 飲む場所と売り場の境目、注文の窓口を確かめる
- 最初の一杯を頼むときに、会計の方法を聞く
- メニューが週替わりの店は、今日の内容を聞いてから決める
三益酒店のように、手作りのつまみと飲み比べのメニューが週替わりで入れ替わる店もあります。どれにするか迷ったら、味の好みを店の人に伝えて選んでもらうのも方法です。蔵元が来店して客と話せる機会がある日もあると、公式サイトに書かれています。
入りにくいときの手がかり
外から店の様子が見えず、入りにくいと感じる店もあります。IMADEYA GINZAは建物の地下にあるため、地上の店のように外から営業状況が見えません。入口の案内で営業時間を確かめてから入ると、閉店間際に着く失敗を防げます。つきや酒店は住宅街寄りの商店街にあり、通りがかりに寄るより、目的を決めて向かう使い方が合う店です。岩田屋商店では、売り場の商品を眺めてから飲み物と料理を選ぶ流れを意識すると迷いません。入れなかった日は、無理をせず別の日に出直せば十分です。
5. 帰り道まで考えておく
角打ちは酒を飲む場所なので、帰りの手段を先に決めておきます。織田島酒店は最寄りが国立駅か立川駅からのバスで、帰りのバスの最終が早めと紹介されており、時刻表を先に見ておきたい店です。最寄り駅から徒歩5分以内の店は条件ページに9店あります。車や自転車で行くのはやめて、徒歩か公共交通機関を使ってください。
6. 一人で入るときの心構え
一人で入ると周囲の目が気になる人もいます。そのときは、立ち飲みの店では一、二杯で切り上げる使い方が合う、と割り切るのも方法です。スタンディングルーム鈴傳は立ち飲みで長居する店ではなく、一、二杯を目安に使うのが合っていると当サイトは整理しています。長く居座らず、飲み終えたら帰る使い方は、店にもほかの客にも負担がかかりません。マナーの細かな話は角打ちのマナーにまとめています。
曜日の確認も忘れずに
初めての店ほど、曜日で外れやすくなります。三益酒店は月曜と火曜が休み、五分利屋 本店は金・土・日の午後だけ、藤田酒店は土日祝が休みです。日曜に開いている店は日曜も飲めるのページに12店あります。祝日の扱いも店によって違うので、行く日が祝日にあたる場合は、店のページの定休日欄を見てください。週末に行く予定の人ほど、先に確かめておくと無駄足を防げます。
20歳未満は角打ちで飲めません。年齢確認を求められることもあるので、気分を害さず応じてください。